DAIKEN CONCEPT05

伝統のその先へ。

 大建建設の歴史は、
2度にわたる深刻な危機を克服し、
刻まれてきた。

高橋秀太郎(現会長)は、前身である土木建築会社の破綻を乗り越え、
1968年、大建建設を創業。
技術を高め、人とのつながりをはぐくみ、
組織として社会の変化に対応しながら、
新潟を代表する建設会社へと育て上げた。
秀太郎の長男・秀彰は「土木は地球の医者」という
父の言葉に運命的なロマンを感じ、
大手ゼネコンを経て1998年に入社。
地域のインフラ拡充に力を発揮する大建建設を支える。

2003年、市場環境の変化により、
⼤建建設は時代の波に飲み込まれ再び危機を迎える。
2004年、経営を引き継いだ秀彰は、
住宅リフォームを事業の軸とし、ひたすら仕事に魂を込める。

信頼し合える仲間とともに、地域に信頼を届けて10年。
大建建設は長い危機の時代を乗り越えた。
リフォームへの高い評価に加え、注文住宅、
不動産も事業の柱に成長した。
「運のかなりの部分は努力でコントロールできる」。
秀彰はしばしば
故・宿澤広朗氏(ラグビー元日本代表監督・元三井住友銀行専務取締役)の言葉
「努力は運を支配する」を引用して、こう話す。
危機や苦難を進化へのハードルとして乗り越えていく強さと不屈の心意気、
そして危機に瀕した会社を信じ支えてくれた地域への深い愛が、
この50年間に培われた大建建設の伝統だ。

2020年、DAIKENは「ずっと暮らしたい新潟へ。」をミッションに掲げた。
社員全員が同じ方向を目指し、伝統のその先へと歩み続ける。